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まず、飲み会などの暴飲暴食があったかどうか、腰痛などに対して強い痛み止めを飲んでいないか、残業や強いストレスなど著しい環境の変化や生活リズムの乱れがなかったか、最近多いのは高齢女性の方の黒酢、ニンニク、生玉ねぎなどのサプリメントを飲んでいないか、などを問診します。やはり激辛や多量の飲酒やコーヒーや強い痛み止め、タバコなどは刺激物と言われ、直接胃に粘膜障害を起こして短時間で胃潰瘍などの胃の急性粘膜障害を引き起こす原因になります。強い気持ちのストレスも同様です。また、黒酢、ニンニクなどは、元気な胃の方には胃酸が出て食欲も増進し消化を助けて良い効果が望まれますが、ピロリ菌などの影響で萎縮性胃炎と言って胃が弱った方には、弱った胃を余計に傷つけてしまう可能性があります。あるいは、粘膜が直接傷ついていなくてもストレスによる自律神経の負担の表れとしての症状であることもあります。また、狭心症などの心臓の症状でないことを問診や場合によっては心電図で確認します。内服薬で様子を見ながら、必要に応じて胃カメラ検査を受けていただきますが、原因があり症状が強い方、癌年齢で検診などを全く受けていない方には、早めに胃カメラ検査を受けて頂きます。
タバコを止める、お酒を控える、激辛などの刺激物を注意する、ストレスを解消するなど食生活に注意すると、通常の胃潰瘍は内服薬でよく治ります。胃潰瘍を繰り返す場合や弱った胃で症状が持続する場合には、胃薬を継続して飲んでいただく場合があります。ピロリ菌がいても除菌して退治すると症状がおこりにくくなります。
検査の時には、先駆けて腹部超音波検査によって胆石、尿管結石、膵炎、虫垂炎、腸閉塞などでないことを確認します。空腹時や食後の強い心窩部 みぞおち 痛や真っ黒色の便は、活動性の消化性潰瘍などが疑われますので、早急に胃カメラ検査を行い同時にピロリ菌や必要に応じて組織検査などを行います。カツオやしめ鯖を食べた後の夜中に目が覚める程の急激な痛みは、魚の寄生虫であるアニサキスが疑われますので、即座に胃カメラ検査を行なって虫体を摘出すると劇的に楽になりますので、我慢しないで朝一番にご来院下さい。
健診などをしばらく受けていない高齢の方の場合には、症状が乏しくても思いがけず病気が見つかることがありますので、積極的に胃カメラ検査をお勧めします。胆石の場合で仙痛が続く場合や胆嚢炎を来している場合には、病院での処置が必要となります。
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